【106-まち歩記】お地蔵様です。この『大津まち歩記』を、これまでもご覧いただいた皆様にはおわかりと思いますが、いわゆる典型的なお地蔵様(民話の「笠地蔵」に出てくるような…)だけが、お地蔵様ではありません。信州によくある道祖神のようなお地蔵様もいらっしゃいます。左から2つめ、3つめのお地蔵様は、そんな感じですね。いろいろな方たちから伺ったお話しを総合しますと、このあたり(大津近辺)は、道路工事などをすると、地面のなかからお地蔵様がゴロゴロ出てきたりするのだそうです。それだけ、歴史的にも、信仰心のあつい地域であったということでしょう。地域の皆さんに伺っていないのでよくわかりませんが、こちらのお地蔵様たちも、おそらくはそのような“緊急避難”でこちらに祀られている可能性があります。しかし、ずいぶん丁寧に祀られていますね。お賽銭の箱まであります。鍵がかかっていますが、このまま持っていくような不届き者がいるんじゃないかと、少し心配になります。 こちらが、その全体です。コンクリートブロックでこしらえた祠ですね。お供えのお花が7つ。茶碗にはいったお茶(たぶん?)が7碗。しかし、数えてみると、お地蔵様は10体いらっしゃるような気がします・・・。あれっ?ということは、10のうち3つは、地元の皆さんからはお地蔵様とは認識されていないわけですね。7体がお地蔵様、ということは「六地蔵」ならぬ「七地蔵」ってことにになっちゃいますね。残りは?「ただの石じゃなさそうやし、粗末に扱うわけにはいかへんやろ。そや、あっこのお地蔵さんとこ、祀っといたらどないやろ!」なんてことで、ここにあるのかもしれません。 もう1点、気になることがあります。一番右側の小さなお地蔵様。拡大してみました。あれっ?こちらは、どちらからいらっしゃったお地蔵様なのでしょう。遠い遠い、太平洋の孤島からいらしたような…。イースター島のモアイ像のミニチュアのようにも見えます。まあ、七福神のなかにも、布袋さんのような神様もいらっしゃいますし、イースター島出身のお地蔵様がいらしてもいいんだと思うんですよね。いいですね〜、こういう「まあ、ええやんか」的な部分がよろしいですね。沖縄の言葉でいうと、チャンプルーでテーゲーな感じがよいです。しかし関心するのは、花がしおれていないことです。お世話される方たちが、きちんと新しいお花を常にお供えしているような、そんな雰囲気が伝わってきます。(このエントリーでは、仏教学的な観点からは、大変間違った、おかしなことを書いていると自覚しております。その点は、どうかご容赦ください。)(2006/8/7撮影、春日町のあたり。) |
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