大津まち歩記

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help リーダーに追加 RSS 都市計画道路と町並み

<<   作成日時 : 2007/03/12 13:55   >>

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画像【123-まち歩記】棟割の4件続きの住宅です。それなりに時間を経過してはあるようですが、それぞれのお宅がきちんと手入れをされていますし、増改築もされています。そして、ピシッと音が聞こえるように洗濯物が整然と干されています。僕は、こういう風景をみると、心が和んでくるんですよね〜。しかし、です。なんといいますか、その手前は、少々痛々しい風景ですよね。その前の道は、更地になつています。赤いコーンが並んでいます。工事中です。

ここは、現在、都市計画道路が建設されている最中です。滋賀県庁前かのびる道路は、日赤病院の手前まですでに完成しています。滋賀県庁の近くからグググッと拡幅工事が進み、現在は、日赤病院のあたりまで来ています。将来、拡幅された道路は、この写真の少し先のあたりで、方向を北に変えて北国海道を拡幅して進み、現在の大津市役所の方面へむかうようです。妄想なのですが、街からバリバリバリッという音が聞こえてきそうです。このような都市計画道路の建設は、当然のことながら、地域社会や住民の皆さんとの合意の上で進められているのでしょうし、きちんと経済的な補償もなされているのだと思いますが、街の雰囲気は大きく変化していくことになります。

新しく住宅を建設するばあい、言葉は悪いのですが、ピカピカの住宅展示場のようになってしまうのです。道路の建設は、都市計画の専門家の議論にもとづき、合理的な観点から考えられたものなのでしょう。しかし、意図していないせよ、このような道路の建設は、街の雰囲気や、街で暮らす人々の生活さえをも、徐々に変化させていくことにもなります。この地域の将来像が議論されず、共有されないまま、なし崩し的に街を変化させていくだけでよいのだろうか。金銭的な補償といったことだけでは解決できない将来的な問題がそこには孕まれているに思えるのです。それは、20年後になって初めて気がつくような、「街の品格」の問題なのかもしれません。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うおっ
更新されている〜

道路幅と住民間の心の距離は比例しているような気もします
災害時などの面では広い道路はエエのかもしれんが
平時では如何なものか
町を眺めるだけの観察者(鑑賞者)としては、イマイチな光景となりますなあ
GG-1
2007/03/13 21:50
GG-1さん、コメントありがとうございます。やっと更新できました。再会できました。東京の南千住で、ちょっと背中を押してもらえたおかげです。ところで、道路の拡幅の問題、難しいですね。特定の観点からの合理性は、部分的に最適ではあっても、町全体としては必ずしも最適であるとは限らないと思うのですが、このあたり、なかかな難しい問題です。
wakkyken
2007/03/14 14:19
米国やカナダでさえ道路新設や拡幅は過去のものになっており、車線数の削減やアスファルト舗装の除去による通過車両の速度低下施策などがトレンドになっているという。広い道路は車の高速化には好都合だが、景観的には茫漠にするだけで、住民の精神をも茫漠とさせるようだ。拙ブログの過去の記事でも何回か述べています。
蔦旗
2007/04/05 23:26
蔦旗さん、こんばんは。コメントありがとうございます。お書きになっていること、よくわかります。誰にとっての道路なのか、もっと議論があってもよかったように思います。
wakkyken
2007/04/06 21:24

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