大津まち歩記

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<<   作成日時 : 2005/11/29 09:15   >>

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【65-まち歩記:番外編は大阪・空堀】メンテナンスに伴いトラブルが続発したウェブリブログですが、恐る恐る実験的にエントリーしてみると、なんとか動きそうですね。というけで、皆さん、おひさしぶりで〜す。だけど今回の実験的なエントリーも「大津」ではないので・・・。ごめんさない。仕事で出張した帰り、最近、地域づくりで有名になっている大阪の空堀を訪ねてみることにしました。右の写真は、地下鉄「長堀鶴見緑地線」の「松屋町」(おもちゃの問屋街)でおりて、西にむかっているところです。この地域独特のデザインをした町家がならんでいます。西洋式の建築技法を和風に取り込んだものです。そのような町家が空堀には、戦災を免れたこともあり面的に残っています。町家の左隣は、ビルになっていますが、屋上にはお稲荷さまが祀られているようですね。もともとは、町家の庭で祀られていたものかもしれませんね。ところで、注目してほしいのは、お稲荷さまではなくて、道路です。少し坂になっているでしょう。この点について、少し説明を・・・。

地図を見ていただくとわかるのですが、大阪(江戸時代は大坂)には大きな平野がひろがっています。よく「浪花、八百八橋」といいますが、これは運河や水路が発達し、たくさんの橋がかかっていたことをあらわしています。一番大きな淀川は京都から流れてきますが(現在の淀川は、明治時代になってつけかえたもので、もともとは、現在の市街地を流れていました)、それ以外にも大阪の北・東・南の三方にある山地から流れてくる河川が大阪の街をつくってきたのです。つまり、大阪湾に注ぐ河川の河口部に生まれた「洲」のうえに誕生した都市なのです。

しかし、そのような河川の土砂の堆積が生み出した都市にも、それとは異なる、しっかりした台地が存在していました。それが上町台地です。上町台地を説明したホームページには、次のように書かれています。

「大阪市内の中央部を南から北へ、半岳状に上町台地が伸びています。南端の大和川から北端の大阪城までの距離は約13km、地盤の高さは、北部の難波宮史跡公園付近の法円坂町が23mでもっとも高く、中部の四天王寺付近は21m、阿倍野付近は15m、南部の住吉付近は10mとなだらかに下っています。上町台地の中央部は、西側は急坂となって松屋町筋に、東はゆるやかな傾斜でJR環状線に達しています。西の急坂は、『大阪層群(約260万年前から38万年前の地層)が隆起によって陸化した後、大阪湾の海に削られて海食崖と海食台が形成された。』(「新修大阪市史」)といわれており」、「古来の坂道がのこっており、その坂の上に四天王寺が建立されています。」

もうひとつ、上町台地を紹介したホームページを紹介しておきましょう。

さて、さて。右上は、写真の腕が悪いため、わかりにくいのですが、坂になっていることがおわかりいただけるでしょうか。上の解説の「西側は急坂となって松屋町筋に」というところが、この写真からわかるかな〜(^^;)。「大津まち歩記」ですが、大津のまちを紹介しながら、大阪・空堀についても時々紹介してみたいと思います。前回のエントリーのなかで、『アースダイバー』の話しをしましたが、この上町台地は、東京ほどの複雑さはないものの、アースダイブのしがいのある地域ですよ!!それに、後日紹介したいと思いますが、この上町台地には、熊野三山へとつながる熊野街道が縦断していますしね。京都から淀川を船でくだり、船をおりてからは、この上町台地を熊野に向かって進んでいったのです。上町台地は、宗教とも関係の深い土地。アースダイブに必要な宗教的な条件も、ばっちりそろっています。勉強していくと、わくわくしてきますね。
(2005/11/28撮影)

【追記】

「西側は急坂となって松屋町筋に」の雰囲気が、どれほどのものなのか分かりにくいと思い、写真を追加することにしました。ようするに、小学生の女の子が自転車をこぎながら、思わず「キャ〜〜」といってしまうような坂もあるということですね。

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